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結婚式のQ&A:和装人前式について教えてください

結婚式のQ&A  |

gf2330277203x宗教や形式にとらわれることなく、参列者に証人となってもらって2人の結婚を認めてもらうスタイルをとれるのが人前式。オリジナルの結婚式を行いたいカップルやお互いの宗教が異なるカップルに選ばれています。

一般的な結婚式はホテルやチャペル、神社などで行われることが多いのですが、人前式は挙式をあげる場所が特別決まっている訳ではありません。2人の思い出の場所やレストラン、水族館など許可さえとれればどこでも結婚式を行なえます。また、神父や斎主が進行する挙式だと誓いの言葉が決まっており、結婚式の前に練習を行うことがほとんどなのですが、人前式では決まったセリフがありません。誓いの言葉を2人で作ることができます。

自由度が高くカジュアルなイメージの強い人前式ですが、最近では和装で行うカップルも多いようです。和装ならではの儀式を取り入れることで、自分たちらしさを演出できます。儀式にはこういったものがあります。

・紅差しの儀

花嫁のお母さんが娘の身支度の仕上げとして最後に口紅を塗り、娘の幸せを願います。

・筥迫の儀

お母さんからの手紙とお守りを入れた筥迫(はこせこ)を最後に花嫁の胸元に差し込みます。母から娘へ思いを継承し、永遠の幸せを願うものです。

・水合わせの儀

新郎新婦お互いが実家の水を汲んできて1つの杯に注ぎます。別々の水で育ってきた2人がこれから同じ環境で1つの家庭を築いていけるように、という願いを込めて行います。

和装で人前式を行うのであれば定番の白無垢もいいですが、ゴージャスな印象になる色打掛を着用するのもいいでしょう。白ベースの色打掛におめでたい色の代表である赤やゴールドの色の模様が入ったもので華やかに、黒ベースに大柄の模様のものを合わせて大人っぽく、色打掛と髪飾りを同じ赤ベースでまとめて式の主役にふさわしい明るさに、と色や模様の選び方次第でいろんな演出ができます。非常に種類が豊富なので、さまざまなデザインを見て自分に合う1着を見つけましょう。

東京・銀座にある京鐘には京都の歴史を感じられる色打掛がずらりとラインナップされており、特別な色打掛を着たい花嫁にはピッタリです。2人の思い出に強く刻まれる人前式にするためにも、細部までじっくりと時間をかけて作り上げていくといいでしょう。

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